スキークラブ

10月末から約1か月間、北欧遠征に行ってきました!

フィンランドとスウェーデンでレースにも参加してきました。
どのコースも雪が多く、とてもいい環境でスキーに打ち込むことができました!

海外には競技が行われるスキーコースだけでなく、ツアーコースが多くあります。「街と街をつなぐスキーのための道」という感じです。圧雪車で整備され、暗くなると街灯が光ります。

ツアーコースを滑っていると景色がとても綺麗なのでいつまでもどこまでも滑っていきたい気分になります。日本にもこんなコースがあったらなあといつも思います、、、

レース当日もとても盛り上がるんです!
レースが終わった選手には子どもたちが寄って行って写真を求める、売っているハンバーガーやホットドッグを食べながら応援する。

レース後に食べたハンバーガーは絶品でした(笑)

今回FISレースに参加し、トップ選手との差はまだまだ大きかったです。しかし世界トップレベルの選手と闘わなけれなばわからないことがたくさんあり、多くのことに気づくことができました。

そして思ったのは
「もっと強くなりたい!」

今年こそはワールドカップに出場できるように今後出場する国内レース、頑張ります!!

 

小林 千佳

今年もついにワールドカップが開幕しました。

ノルディック種目の開幕戦が行われたのはフィンランドのRUKA。毎年のことなのでこの地名を覚えた方も多いのではないでしょうか。

-20度の極寒の地で行われた初戦。
ノルディックコンバインド種目は3日間レースが行われました。

 

山本選手の結果は、

24日 HS142/7.5km 22位
25日 HS142/10km  11位
26日 HS142/10km  14位

山本選手のInstagram 投稿には、

「足りないピースが埋まらない感じ。ピースが合うかを試す時間が次のステップには必要」とコメントが。

自分の感覚と実際の動きをすり合わせていることでしょう!!
次戦に期待です!!

次は、12/1-3にノルウェーのLillehammer で開催予定です。
RUKA大会はYouTubeで生配信されていました。(アーカイブあり)
次戦も配信されるかもしれないのでぜひチェックしてみてください!! 

 

小林 千佳

社会人アスリートとして4年目の冬季シーズンが始まろうとしています。

今シーズンは4年に1度のビックイベントがない、冬季アスリートの変革期と考えています。

今まで培ってきた経験や技術を見つめ直し、今自分に足りないものや克服しなければならない課題に取り組むことができるシーズンです。

私はこれまでワールドカップ転戦を繰り返す中で、競技パフォーマンスの課題に加えて、試合に向けた「調整」が大きな課題と感じています。

私たちは毎週が試合の連続で、シーズンを通して良い状態を保つことが非常に難しいです。特にビックイベントのあるシーズンは2月の開催が多いため、シーズン中は特に調整が必要になってきます。

これまで私はワールドカップ序盤が好成績ですがその後徐々に成績が落ちてしまい、右肩下がりなシーズンが続いています。最終戦に向けて上手くいかないことが多くなり、体も心も疲れてしまう状況です。

今シーズンは自身を「コントロール」することでシーズン後半も活気に満ち溢れた試合を行えるようにしたいと考えています。

これまでの私は試合が終わると今大会の反省と課題を、次週の大会までに克服するようなトレーニングを行ってきました。

課題によっては0から1を作り出すような、負担の大きい改善を1週間のうちに挑戦することもありました。

しかし長期に渡るシーズンでは試合に向けた調整と課題克服を繰り返すことで自身の負担が大きくなってしまいます。

今シーズンは1週間ごとに週末の試合へ向けて、その時々に合わせたベストパフォーマンスが出せるようにしたいと思います。

小さな取り組みかもしれませんが、長期に渡るシーズンでは小さなことが大きな障害となることがあります。

今シーズンのスローガンは「健康はすべての活動に優先する」と掲げ、シーズン後半を元気よく戦い抜きたいと思います。

さて今シーズンの目標は「ワールドカップ初優勝」としました。

いよいよ始まるシーズンに向けてさらなる高みを目指していきたいと思います。

今シーズンも皆さんのご声援を宜しくお願い致します。

       

山本

シーズンはまだまだ先だなと思っていましたが、気づけば10月なかば。 
県内でもあちこちで初冠雪が記録されたニュースを目にするようになりました。

今シーズンはオリンピックや世界選手権といったビック大会のないシーズンです。ビック大会がないシーズンも4年に一度。オリンピックと同じ頻度でしかやってこないシーズンなんです。

「全力で競技に取り組む」ということは変わりませんが、「新しいことに挑戦する」選手が多いように感じます。

私も春からフィジカルトレーニングコーチにみてもらいながら、新しいトレーニングを取り入れています。

新しいことに取り組むからこそ、みえてくる課題があります。
そしてさらに、今まで改善しようと思っていた課題を別の角度からみてみることで理解できることが多くありました。

ここで感じたことはとにかく「やってみること」

やってみないといいかわるいかもわかりません。

 

『できるかできないかではない。やるかやらないかである。』

私の好きな言葉です。(高校生の時に書道の授業で書くほど)

 
今シーズンはとにかくいろいろなことを「やってみる」。
そんなシーズンにしていきたいです!

やってみる第一弾として、10月末から海外遠征に行ってきます!
一番心配なのは初めての運転。。。
安全な右側通行を心がけます。

遠征中はレースにも参加する予定です!
今はトップ選手とどこまで勝負できるかワクワクしています。

まずは夏場やってきたことを雪上でできるように毎日の練習に目的をもって取り組んでいきたいです。

 

小林千佳

ヨーロッパにて9月30日〜10月23日まで日本代表合宿に参加してきました。

毎回の遠征や試合で感じることは、ヨーロッパと日本では風景が全く異なります。

そこでいくつか写真を撮影してきましたので、日本とは変わった景色をご覧ください。

       

①ハイキングロードにあるたくさんのベンチ

オーストリア

       

まず海外と言ったらベンチだと私は感じます。

ハイキングロードの至る所に休憩ができるベンチが設置されており、トレーニングで通ると遠征が始まったと実感します。

また基本的には木材で作られているため、長年の使用でコケが生えていることがありヨーロッパの景色が一段と輝いて見えます。

海外を訪れた際は散歩をしながら「ベンチ」に注目です。

       

②日本では見慣れない建築物

オーストリア

       

朝起きてカーテンを開けると自然に溶け込んだ建造物が、視界いっぱいに広がります。

木材を使用した建造物が立ち並ぶとミニチュアの作品へ入り込んだ感覚になります。

        

③スキージャンプの施設

スロベニア

       

最後はスキージャンプ施設の写真です。

この写真はスロベニアにあるジャンプ台で、昨シーズン行われた世界選手権の会場です。

世界選手権の試合で使用したのは右側2つのジャンプ台です。

左側は中学生や小学生の試合で使用するジャンプ台が並んでいます。

日本ではこのように小学生から世界大会まで扱うジャンプ台が、1つの会場にあることがまずありません。

初心者から世界トップ選手が同じ会場でトレーニングすることで、良い循環になっているのではないかと思います。

       

今回紹介した3つの写真は個人的に私が感じるヨーロッパの風景になります。

今後も機会があれば撮影したいと思いますので、またご紹介できればと思います。

       

山本

10月中旬、朝晩の冷え込みが強くなってきました。

「あんなに暑かったのは何だったんだ?」
と思うくらい一気に気温が下がり体調管理に気を付けながら生活しています。

日中は20度前後の晴れ。
空気が澄んでいてとても気持ちのいい日が多いです。

ランニングをしながら周囲を見渡せば稲刈りを終えた田んぼ。
家に帰ればおいしい新米。
芋や栗などのおいしい秋の味覚。

  

  

秋をいろいろなところから感じます。

そして秋になるともうすぐシーズンがやってくる!

「今年はどんなシーズンになるのだろう?」
とドキドキとワクワクが混ざった感情になる時期です。

シーズンまで残りわずか。
秋晴れの中気持ちよく練習して、自信をもってシーズンインしたいと思います!

 

小林千佳

先日、日本百名山のひとつである妙高山に行ってきました。

天気は快晴。
とても気持ちよく登ることができました。

頂上までの道のりには滝が。
なんと流れているのは温泉なんです! 
今回は燕温泉口から登ったので、登山中湯気が出ているところも多く、ずっと温泉の香りがしていました。

頂上直前には鎖場。
鎖や階段で整備されていて登りやすいですが体感的にはほぼ垂直です。 

頂上からは、海や周りの山々が見渡せました!

そして何より空のグラデーションが美しい!!
やっぱり快晴の登山は最高です。

 

そしてこの登山のメインイベントは下山後の温泉!
登山口には無料で入れる野天風呂があり、多くの登山客が利用していました。白濁色でつるつるとしたお湯はとても気持ちよく、登山後の癒しでした。

 

飯山から少し移動すれば日本を代表する山々がたくさんあるので、まだ登ったことのない山にも挑戦していきたいです!!!

 

小林千佳

9月24日に「2023 サマーノルディックフェスティバルNC記録会」が白馬村にて開催されました。

結果は昨シーズンに引き続き「優勝」をすることができました。

複合競技の日本代表チームが多く参加した、今大会で優勝できたことは非常に嬉しく思います。

また課題となっていた前半ジャンプのリードから単独走で逃げ切る展開も良い形でゴールすることができました。

来月よりヨーロッパにて日本代表チームの秋季遠征を行う予定となっています。

雪上練習を主に行う予定ですので、サマーシーズンに積み上げたことをシーズンに向けて上手く移行できればと思います。

次回の試合はワールドカップになります。

良いスタートができるよう最善の準備を始めたいと思います。

       

インスタグラムでも投稿をしていきますので、チェックしていただければと思います。

       

山本

9月16日~18日の3日間、木島平クロスカントリー競技場「木島平サマーノルディック大会」が開催されました。

FISレースということで全国各地から選手が集まり、暑さに負けず、熱い闘いになりました。いつも練習しているコースにたくさんの選手が集まり、賑わっている景色を見て嬉しくなりました。

結果は、

16日 フリー   7.5km   優勝
17日 クラシカル 7.5km   2位
18日 ランニング 7.5km   優勝

久しぶりの3連戦。3日間とも今の力を出し切ることができたと思います。
シーズン中も3連戦は多いので、最終日まで戦い抜く力が必要になります。冬を見据えた調整をすることができ、シーズンに向けた良い3日間になりました。

気づけば9月中旬。
シーズンインまで残り1か月ほどです。

1日1日のトレーニングを大切にシーズンに向けて準備していきたいです!

 

小林千佳

私は新潟県妙高高原で行われた【第23回 妙高サマージャンプ大会】に参加してきました。

結果は男子総合1位を獲得。

複合競技ではなくスキージャンプの優勝は今回が初となり大変うれしく思います。

ジャンプの大会は2回飛躍を行い、その合計を競うためいつも以上に集中力を必要とします。

今回は普段味わうことのできない緊張感を経験するつもりで大会に挑みましたが、スキージャンプを飛ぶ者として誰よりも遠くに飛びたくなってしまいました。

前日の練習では90m以上を飛んでいた私は1本目に88.5mで折り返し、遠くに飛びたい欲が高まり2本目へ。

2本目の飛距離は102mと距離を示す一番下の線を2m超える大きなジャンプができました。

1本目から2本目にかけて、より距離を出そうとする私の精神はジャンプ競技そのものが好きなのだと実感しました。

今週末も白馬村にてラージヒルのジャンプ大会が9日、10日と予定されています。

ご都合の合う方はぜひお越しください。

       

山本