実感と圧迫感
2021年09月09日
夏季シーズン唯一の国際大会でもある、Summer Grand Prixが8月27日~9月5日にかけて計5試合が行われました。
例年であれば日本チームも参戦しますが、今回はコロナの影響で参加していません。
この大会はワールドカップに出場する選手が多く参加しており、私は日本から大会の結果を常にチェックしていました。
そもそも日本では夏季シーズンの複合競技の試合が非常に少ないです。
日本選手の試合は少ないですが、記録会を定期的に行うことで、「試合感」を維持しています。

私はこの夏季シーズンもいくつかの記録会に参加し、昨年よりも自身の競技力が向上している実感をしています。
しかし、本シーズンは雪の上です。
スキージャンプはその日の温度や気象条件で、助走局面の状態が常に変わります。
また、クロスカントリーでは夏季シーズン使用しているローラーとスキー板とでは感覚が異なります。
これは夏季シーズンのトレーニングが冬季シーズンに直接結びつかない可能性があるということです。
冬季まで残り少なくなってきましたが、夏季シーズンの成果をうまく雪上へつなげられるよう、今後のトレーニングに励みたいと思います。
山本涼太