24-25活動報告(小林千佳)
2025年04月10日
成績
世界選手権大会 | 個人 | 32位 |
世界選手権大会 | 団体 | 10位 |
ワールドカップ | 最高 | 29位 |
アジア大会 | リレー | 3位 |

今シーズン最大の目標としていた世界選手権。
一言でいうと「最高」でした。
1つ目は、ずっと憧れていた舞台に立てたこと。
小中学生の頃、テレビで放送されていたノルディック世界選手権を見て、「かっこいいな、すごいなあ」と思ったことを覚えています。
これまで世界選手権の予選で思ったような滑りができず、出場を逃してきました。だからこそ世界選手権に出場して、世界のトップレベルで戦いたいという思いは今まで以上に強かったように感じます。
結果としては目標にしていた30位以内には届かず悔しいですが、レースをする中での気づきがたくさんあり、これからの練習で試したいことばかりです。
今年は雪が多く、ゴールデンウィークまで雪上練習ができそうなので、この感覚を大切に来シーズンにつながる練習をしていきたいです。
2つ目は、ノルウェー開催の世界選手権に出場できたこと。
会場を埋め尽くす観客を見たとき、この中で滑れることにとてもワクワクしました。
レース中には「KOBAYASHI!!」と名前で応援してくれる人たちもいて、選手全員を応援しながら楽しむという雰囲気に嬉しくなりました。多い日には10万人ものファンたちが駆けつけ、お祭りのようでした。
世界選手権の期間で、自分が打ち込んでいるスポーツはこんなにも多くの人が応援してくれるスポーツだったのだと知り、その中でレースができたことはとても幸せです。
世界選手権以外では、アジア大会や全日本選手権では勝ちきれず自分の弱さを痛感しました。「もっとトップで戦いたい、そのためには何をするべきだろう」と考えさせられ「勝ちきること、力を出し切ることの難しさ」を感じたシーズンでした。
勝ちきることにこだわり、今まで以上に自分と向き合い、競技と向き合い、練習に励んでいきたいです。
