スキーの豆知識②
2021年06月17日
今回のスキー豆知識は「スキージャンプ種目のジャンプ台の大きさについて」です。
まず初めに皆さん競技やジャンプ台を実際にご覧になったことはあるでしょうか?
長野県で有名なのは1998年の長野オリンピックでも使用された、白馬ジャンプ競技場ではないでしょうか。

この白馬ジャンプ競技場のジャンプ台は左右で大きさが異なります。
ジャンプ台の大きさを知るために建築基準点(K点)とヒルサイズについて紹介します。
●建築基準点
スキージャンプ台を製作するための基準となる距離のこと。
●ヒルサイズ
踏切台の先端から安全に着地ができる極限点のことで、ジャンプ台の種類を分ける距離のこと。
スモールヒル : 20m~49m
ミディアムヒル : 50m~84m
ノーマルヒル : 85m~109m
ラージヒル : 110m~184m
フライングヒル : 185m以上
ジャンプ台の大きさはヒルサイズによって分かれています。白馬ジャンプ競技場のジャンプ台はノーマルヒルとラージヒルになります。
またオリンピックで使用されるのはノーマルヒルとラージヒルになります。
私はノーマルヒルで練習をすることが多いです。これはラージヒルに比べて規模が小さいため、より洗練されたパフォーマンスを行わなければ、飛距離を出すことが難しいためです。
今年度もノーマルヒルで技能を磨き上げ、W杯とオリンピックに向けてトレーニングをしていきます!!
山本涼太