私はワールドカップ・ノルディック複合の開幕戦が行われるフィンランドのRukaにいます。
気温がここ数日-10°以下と非常に低く、道を歩くと雪が「ギシッギシッ」と寒い日特有の音を立てています。
私は数日後に迫っている試合に向けて最終調整を行っています。
今回の投稿は開幕戦が行われる会場の特徴を踏まえながら、試合の見どころを紹介したいと思います。
私が思うに、試合地のRukaはジャンプにしてもクロスカントリーにしても、とにかく度胸試し。
ジャンプに関してはワールドカップ・ノルディック複合が試合で使用するジャンプ台の中で最大級のHS142m！
（※ヒルサイズについてはこちらをご覧ください。）
冬の感覚に慣れていない状態で大きいジャンプ台を飛ぶことはリスクがあります。
また条件が悪いのも特徴！
ジャンプの試合中止にもつながる強い風が吹くのが特徴です。
クロスカントリーは極端に例えるなら、スキーのゲレンデを登って下るようなハードコース。疲れが次の日に影響することも。
この危険を伴うジャンプ台と超ハードなクロスカントリーコースでワールドカップが開幕します。
見所としては先程の説明の通り、ノルディック複合が扱う１番大きなジャンプ台でのビックジャンプ！
クロスカントリーはどこまでエネルギーを残して最後の駆け引きに繋げられるか。
私の目標は「挑戦的かつ安全に！」。皆さんのご声援よろしくお願い致します。
山本
