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夏のワールドカップ in スウェーデン

2026年09月10日

スウェーデン遠征の締めくくりとして、ローラースキー大会に出場しました。
今回出場したのは「ローラースキーワールドカップ」夏のワールドカップです。シーズン中のワールドカップに比べると参加国は少ないですが、多くのナショナルチームが参加しており夏から世界のトップレベルを感じられる大会となりました。

レースは、8月28日のスプリント、29日の48㎞クラシカル、30日の15㎞クラシカルの3競技が行われ、私は28日と29日の2レースに出場しました。

初日は予選をして、上位30名が勝ち上がり戦に進むスプリント競技です。
参加人数も多く、ジュニアカテゴリー(20歳以下)の選手たちもいたため予選をしてから本選までに3時間ほどの空き時間がありました。予選後にもう一度、身体とメンタルを良い状態に作り上げなければなりません。
そして本選が始まると天候は雨。準々決勝を勝ち上がることができましたが、濡れた身体を準決勝までに温めなおすことも必要です。今回は雨でしたが、冬の寒い日も冷えた身体を動く状態にするのは本当に難しいです、、、時間や天候がレースによって変わる中で、ウォーミングアップや待ち時間の服装などを工夫してどれだけ良い状態でスタート地点に立つか、がスプリント競技のカギとなります。

スプリント競技は、時間や天候に合わせてウォーミングアップをすることがとても重要です。本選は勝ち上がっていくと、準々決勝、準決勝、決勝と3レース滑ることになります。さらにどんどん人数が減っていくので、レースの間隔は1時間、30分、15分と短くなっていきます。予選を含めると1日で4レース。1つ1つのレース後にどれだけ早くリカバリーをできるか、アップをやりすぎずやらなすぎず、限られた時間の中でどれだけ良い状態でスタートできるか。本当に奥が深い競技です。

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日本では1シーズンに3レースほどしかない競技なので毎回のレースで「久しぶり」な感覚です。しかし、近年の国際大会をみているとスプリント競技が強い選手が10㎞や20㎞でも勝つことが増え、スピードの強化が世界的に重要視されています。

日本チームも最近はスプリント強化に力を入れており、今年から木島平サマーノルディック(9月21日開催)にもスプリント競技が追加されました。夏からスプリント競技をすることで一緒にスタートして競い合う感覚や、10㎞などの競技にはないスピード感でレースができるのでとても楽しみです。


クロスカントリースキー競技を初めて見る方たちからは、一人ずつスタートする(インディビジュアルスタート)レースだと誰が何位なのかわからないといった感想をよく耳にします。しかしスプリント競技は、本選からは6人ずつスタートして速くゴールした選手が次のレースに勝ち上がっていく、とてもシンプルな競技です。そして1レース約3分の短いレース!その中で駆け引きや順位変動があり、私は見るのも好きな競技です。クロスカントリースキーの競技を見てみたい方にはまず「スプリント競技」をお勧めします!!!ぜひ木島平のスプリントレースにも足を運んでいただけたら嬉しいです。

小林千佳