25‐26活動報告(山本涼太)
2026年04月18日
成績
| オリンピック | 個人 | 15位 |
| チームスプリント | 6位 | |
| ワールドカップ | 総合 | 20位 |
| 最高 | 8位 |

今シーズンは3つのテーマで振り返ろうと思います。
➀ワールドカップ全試合出場
ヨーロッパ各地にて行われるワールドカップは年間約20試合行われています。11月末から開催されるため、毎週のように試合がある過酷なシーズンです。もちろん不調があればやむを得なく欠場する場合があります。
私たちはヨーロッパ各地で行われるため日本に帰国する機会があまりなく、海外のホテルやコテージにてチームと共同生活を行います。夏季シーズンとは違う生活スタイルは体調を保つのが非常に難しいです。私は過去のシーズンを振り返っても何回か体調不良により、試合を棄権することを毎シーズンのように繰り返していました。
しかし、今シーズンは体調不良があったものの全試合に参戦することができました。理由の1つに10月末からシーズン終了までヨーロッパに滞在すると意気込んで臨んだことにあります。
途中帰国ができないからこそ神経がうまくかみ合うことで、シーズンが終わるまで体調を大きく崩すことなくできたのだと思います。また全試合参戦することでワールドカップ総合優勝とは非常に難しくキングオブスキーに相応しい存在だと改めて感じました。
➁オリンピック6位入賞
2回目のオリンピックは個人ノーマル・ラージともに15位。団体戦は6位入賞という結果に終わりました。北京から4年。目指していた目標を達成できる状態に仕上がらなかったものの、団体戦では金メダル争いをすることができました。個人戦を終えた時点ではメダル争いが難しいと感じていたのを切り替えてレースを行えたことがチャンスとなって体現できたと感じています。4周目の転倒も含めて私なのだと自信をもって言えるよう経験を糧として引き続き取り組めたらと思います。
③フライングヒルPB218.5m
200mを超えるジャンプはスキージャンプをしている選手として1度は考えたことがあると思います。ノルディックコンバインドは競技が始まってから今シーズンまでフライングヒルにてワールドカップを行ったことはありませんでした。通常のラージヒルでは140m程度が最長距離であり、200mを超えられる機会は全くありません。
今回1試合のみで行われたフライングは計5本のジャンプが許されていました。たった5本の挑戦の中で試行錯誤を繰り返し、最後のジャンプで218.5mを飛ぶことができました。人生の中でこれほど飛んだことが無いにもかかわらず、「もっと行けた…」と反省ばかり。それでも200mの壁を乗り越えられた実績は今後にも生かせると思います。
今シーズンはいつもより長く感じたシーズンでしたが、出国から帰国まで内容の濃い生活が行えたことは競技人生において良い方向に迎えると感じています。
引き続き多様な挑戦を行いつつ、自分の探求心を追い求め続けていきたいと思います。



