趣味から得られること
2025年08月19日
夏といえば「花火」と思うのは私だけでしょうか。
白馬村では8月に入ると各所で花火の打ち上げが行われます。
夕飯を済ませ片づけをしていると「ドンッドンッ」と鳴り始め、カーテンを開けるときれいな花火が見えることもあります。
今年は趣味になってきたカメラを持って家の近くで行われる花火の撮影にチャレンジしてみました。趣味で撮影をしているので上手くいかないことが9割です。私は上手くいかないことをできるようにする過程を楽しんでいます。
一方で競技では上手くいかないことをできる限り短い期間で克服するよう努力をしてきました。「その日の症状その日のうちに」というCMもありますがまさにそれです。課題を克服するために計画をして行動しています。
これまでの私は趣味と競技は課題への考え方が違いました。趣味ではやりたいことをやりたいだけするので、できないことに時間をかけてその過程を楽しみます。
この考え方を競技にも取り入れることはできないかと考えてみました。そこでできないことを一刻も早く片付けるのではなく、できるようになるまでの過程を楽しめるように行うことが結果的に近道なのではと。課題に対してネガティブに考えてしまうことが多いですが、「できない」→「できる」ことの嬉しさを忘れていることに気づきました。
課題への過程をこの考え方で行うことで課題に対してのストレスが軽減し、頭と体を柔らかく使うことができるのではと思います。
趣味を通じて「できない」のは当たり前で「できる」ようになるための過程を楽しむことが重要だと気づかされました。
山本