恒例の唐松岳
2025年07月22日
年1回は必ず登山する「唐松岳」に今年も行ってきました。
7時台にスタート地点に車で到着した時には、すでに登山客が大勢集まっていました。平日だったこともあり人が少ないと思い込んでいた私の予想とは全く違う世界がそこにありました。その日は学校の授業で登頂を目指す中学生もいたことで、登山道は人がひっきりなしにいるような状況でした。

登山ルートを過去の記憶から引き出しながら、黙々と山頂を目指して登っていくと徐々に雪が現れました。普段から見えてはいた山の雪が実際に触れる距離になると少しうれしい気持ちになります。
新雪ではないため表面に汚れが目立ちきれいな状態では決してありません。しかしながら肌で感じられるほどの冷気が普段の暑さを忘れさせます。

その区間をさらに進むと唐松岳の山頂が目に入ってきます。ここまでくると足が少しだけ軽くなったような感覚になりペースが少し上がります。(これをゴール・グラデーション効果というそうです。)

山頂に登頂して写真を撮るとすべてがミニチュアのような感じになります。手で掴んで移動できそうな感覚は登頂した人が唯一感じることができると思います。

昨日は「海の日」でしたが、来月の8月11日は「山の日」になります。ぜひ白馬の山々で自然を感じてみてはいかがでしょうか?
山本